クィアとは何か
クィアな世界には、男性が女装をして相手に快感を与えることで自らも興奮をする人、それだけではなく女装ではなく本格的に女性の乳房を手術することで得たうえに 男性性器の手術をあえて行わない者。これは男性としての魅力と女性ならではの魅力を同時に持つことで性的快感を得る者、これがいわゆるシーメールと呼ばれる人。日本では馴染みがない言葉ではあるがニューハーフという言葉の定義とは少しとらえ方がちがうのかもしれない。ニューハーフといえば、男性器を手術により摘出しているのかどうかということを会話のネタとしてあげられる。シーメールというのは、基本的にアダルトな世界の一つのジャンルで男性器を意図的に残しているのだ。でも見た目はグラマラスな女性。これって、性的に興奮する人がいるからこういった人もいるという事になる。クィアな世界には一般人には考えられない人がたくさん存在しているという事がわかる。
クィア理論
クィア理論とは、さまざまな角度から性を理論的に考えるという事。男と女の間柄だけではなく、例えばゲイと言ってもその中が全て同じという訳ではない。この中には本人たちの欲望のままに性が進められている。そもそもクィアと言うのは、「奇妙である様」という意味から、クイア理論としての意味に変態的性思考が含まれている。ただこの理論は、一つの学問として、あるいはこれを哲学として講義へ取り入れることで性的観念への理解を、他者にも求めるという意味では大きな進歩となった。
ちなみにこの理論を初めて取り上げたのはアメリカ合衆国の大学であった。きっかけになったのは1960年代から怒っていた、ホモセクシャル、バイセクシャル・レスビアンらがその権利を確保するために行われていた非異性愛者解放運動の後にバックラッシュが起きたことに対して、セクシャルマイノリティ同士が手を取り合っていたことを起点としているものだった。性は人が考えるよりも明らかに果てしないものだった。まずは性というものを生物学的にとらえそこからジェンダーを超えた問題を社会学的にどう結果が出ているのかという事を、ある程度明確に答えなければならない。それがクィア理論。
しかし、精神学的な意味合いとしてはやはり対象が人であるだけに、一つの結果だけではなく視点角度が少し違うだけでさまざまな研究結果がだされるという点では非常に興味深い分野でもあった。本人たちの意思がどうであるかなんて、やはり当時者以外には的確には理解し得ない。それがセクシャルマイノリティとして考えなければならないクィア理論の根本であることには違いない。
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